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社会保険労務士
仕事でのミスによる損害賠償
弁護士法人愛知総合法律事務所、社会保険労務士の原田聡です。
仕事でミスして会社に損害を与えてしまった場合、従業員がその損害の穴埋めをする必要があるのかないのかはとても大きな問題です。会社としては、ミスしたのはあなたなのだから損害賠償するのは当然だと思っているかもしれません。社員としてはミスしたのは事実だけど、仕事にミスはつきものだし・・・。一般論としてはミスしたとはいえ当然には賠償義務はありません。人間ですもの、誰だってミスはします。ただミスといっても重大な過失や故意がある場合は話しは別、損害賠償義務を負うことになります。ただ損害賠償額のどの程度を負うかはケースバイケースです。損害賠償額につき従業員からの同意を得ることなく賃金と相殺することはできませんので注意が必要です。会社としてみれば従業員に給料の全額をお支払をした上で、別途損害賠償をしてもらうことになります。さて、会社からミスしたことで損害賠償の請求を受けてしまったらどうするか。少なくともどんなミスがあって、それによる損害はいくらであったかを具体的に確認しましょう。過大な請求であったら嫌ですものね。ブログ執筆者:社会保険労務士 原田聡
2013年05月31日
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